お電話でのお問い合わせはこちら

高耐食めっき鋼板とは

この記事をシェアする

家主様、管理会社様、施工される関連業者様より日々たくさんのお問い合わせをいただくようになりました。
宅配ボックスの設置を検討されている方々への参考に、お問い合わせの多い内容についてご紹介します。

お問い合わせ①「高耐食めっき鋼板とは

高耐食めっき鋼板は、通常の鋼板よりもはるかに高い耐食性を持つように特殊なめっき処理が施された鋼板です。一般的に使用される溶融亜鉛めっき鋼板と比較して、より長寿命で、さまざまな厳しい環境下でも高い耐久性を発揮します。

なぜ高い耐食性を持つのか?

高耐食めっき鋼板の高い耐食性は、主に以下の成分によるものです。

  • 亜鉛 (Zn):犠牲防食作用により、鋼板本体を保護します。
  • アルミニウム (Al):亜鉛と結合し、緻密な酸化被膜を形成することで、耐食性を向上させます。
  • マグネシウム (Mg):めっき層に活性を与え、初期の腐食を促進することで、より強固な保護膜を形成します。

これらの成分を適切な割合で配合することで、従来のめっき鋼板よりもはるかに優れた耐食性を実現しています。

図:高耐食めっき鋼板の断面図。亜鉛、アルミニウム、マグネシウムが合金化し、緻密な保護膜を形成している様子を示しています


引用:神戸製鋼所が提供する、高耐食めっき鋼板「KOBEMAG®」

Page Top